さっぽろ垂氷(たるひ)まつりを紹介します。
大通公園の東の端、札幌市資料館で開催されるイベントはさっぽろ雪まつりと一緒に楽しめるのが嬉しいところ。
垂氷(たるひ)とは「つらら」の古語名です。
札幌市民には身近なつららをテーマに、ここでしか見られない360度に伸びるつららやコンピューター制御でつくりあげられるつららなど、普段気づかない北国の環境変化を体感できるイベントです。
昨年2019年に会場へ足を運んだのでその様子を紹介していきます。
目次
さっぽろ垂氷(たるひ)まつり2020 概要
■開催期間
2020年2月1日(土)~11日(火祝)
■時間
10:00~18:00
■入場料
無料
■会場
札幌市資料館
北海道札幌市中央区大通西13丁目
1階SIAFラウンジ
2階SIAFプロジェクトルーム
前庭 特設会場
裏庭 特設会場
さっぽろ垂氷(たるひ)まつり会場の様子
大通公園の東、雪まつり12丁目会場の隣なので雪まつりついでに寄りやすいですね。
敷地内に入っていくと前庭特設会場です。
前庭 特設会場
回転式巨大つらら造形装置
回転して360度に伸びるつらら。
こんなつららはここでしか見ることができませんね。なんとも不思議な造形美です。
夜になるとライトアップされます。
環境氷柱光壁
奥に見えるのが環境氷柱光壁です。
これはつららが作られる環境情報(温度、湿度、気圧)をセンサーから取得してそのデータを元に光の壁に表現したものです。光で作られたツララとして今の環境を体感していただけるものとなるはずです。
と現地の説明にありました。
ではその光のツララを見てみましょう!
大通12丁目から建物を正面に眺めるとすごく綺麗に見えますよ。(この写真は斜めだけど...)
裏庭 特設会場
垂氷小屋
裏庭には垂氷小屋があります。
小屋の内部の熱源を屋根に伝え、つららができやすい構造になっています。
これからどんどん、つららが成長していくでしょう。
SIAFプロジェクトルーム
人工氷柱製造装置(ツララボ)
つららは普通、自然の条件でつくられますが、こちらでは人工的に水の量や向きをコントロールして自然界には存在し得ないつららが作られます。
訪問した時はまだ伸びる手前の段階でした。
他に資料館内のSIAFラウンジでは採取したつららをスキャンし3Dプリンタで再現したアクセサリーの展示・販売もされています。
札幌市資料館の見どころ
札幌市資料館は大正15年に建てられ札幌控訴院として利用されました。
札幌軟石を使った全国的にも貴重な建物で、札幌市有形文化財に指定されています。
控訴院時代の法廷を復元した「刑事法廷展示室」など、建物自体の見どころが多いので観光ついでに是非立ち寄っていただきたいスポットです。
さいごに
さっぽろ垂氷(たるひ)まつりは、雪まつり期間中は開催されているので、合わせて楽しみましょう。
期間中、つららはどんどん成長しますので、日によって様々な変化を見ることができます。
夜にはライトアップされるのでまた違った景観となります。
札幌市資料館も観光スポットとして見応えありますのでおすすめですよ!
では!
さっぽろ雪まつりについては以下の記事が参考になります。
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