革製品は手入れが肝心です。
我が家は今の住まいに引っ越したときにソファーを新調しました。あれこれ悩みましたが布製のソファーでは子どもが飲み物とかこぼしてシミ汚れが残ってしまいそうだし、合皮はこれまで使ってて、ある日突然縫い目から裂けてしまったし...
多少値は張りますが本革だったら長持ちしてくれそうだという考えで購入を決定しました。ただ、しっかりとした手入れをしなかったら、ひび割れや汚れで大変なことになるのは変わりありません。
今回は年に1回やっているクリーナーとクリームを使った本革ソファーの手入れ方法を紹介します。
目次
革ソファーの手入れグッズ
今回使った手入れグッズを簡単に確認しておきます。
◆手入れグッズ
1.タオル
はじめに全体を拭き取るのと濡らす為に使うのできれいなタオルを準備してください。
2.レザークリーナー
革の汚れを除去する為の専用クリーナーです。
こちらでは「ラナパー・レザークリーナー」を使います。
3.レザークリーム
革の保護剤です。
こちらでは「コロンブス・レザークリスタル」を使います。
4.ビニール手袋
手がクリームだらけになるのを防ぎます。
5.いらなくなったTシャツ
最後に余分なクリームを除去するのに使います。
専用のクリーナーとクリームは数年前メンテグッズを購入しにお店に行った際、
店員さんがおすすめしてくれたものです。
◆手順
1.ソファー全体のホコリをとる
2.絞ったタオルで革を拭きつつ濡らす
3.専用のレザークリーナーで洗浄する
4.レザークリームを塗る
5.余分な油を拭き取る
手順は簡単にこのような流れになるのですが写真付で詳しく説明しますよ!
革ソファーの手入れ、作業手順。
1.ソファー全体のホコリをとる
はずせるものはとって、ホコリを取り除きます。
隙間とかにホコリやゴミが沢山あるので、掃除機などを使って取り除くのですが一つ注意点があります。掃除機で革表面を吸うのはやめましょう。革に傷がつく原因となります。どうしても掃除機で革表面を触る場合はやさしく傷がつかにように慎重にお願いします。
我が家のソファーの場合は座面を取ると革では無い部分があるのでそこを掃除機でキレイにして革部分はタオルで乾拭きしています。
2.絞ったタオルで革を拭きつつ濡らす
ホコリを取り除いた革表面を水で濡らしたタオルを絞って水拭きします。
これはクリーナーでの掃除前段階なので、革表面を濡らす意味合いが強いです。
わかりますか?手あと。
水拭きすると油汚れの部分が浮き上がって見えてきます。ソファーの色によって見えない場合もあると思いますが、クリーナーで掃除する際にどこを念入りにやればいいかが見えてきますよ。
3.専用のレザークリーナーで洗浄する
専用のスポンジにラナパー・レザークリーナーを数滴垂らします。
ゴシゴシ汚れをとっていきます。写真は背もたれ部分です。
クリーナーが泡立つので各区画毎、パーツ毎、切りのいいところで濡れたタオルで念入りに拭き取り、自然乾燥を待ちます。
ちなみにこれ、手あとがあったところです。
クリーナー作業後に再度水拭きしましたが、すっかりキレイになっているのが分かります。
4.レザークリームを塗る
乾いたら、クリームを専用のスポンジに付けて革にムラなく塗り広げます。
比較です。こんなにも潤いが違います。乾ききっていましたね。これを放置するとひび割れが発生してしまいます。
ビニール手袋した手で全体をなで上げます。これで多少厚塗りしているところが感覚でわかり、まんべんなくならすことができます。塗りムラを排除です。
5.余分な油を拭き取る
余分な油分をいらなくなったTシャツを使って拭き上げます。磨くイメージでやるので普通のタオルより素材的にTシャツが良いです。仕上げ用のクロスも販売していますよ。
6.手入れ完了
今回使ったクリームです。
↓ ↓ ↓
使ったクリーナーは専用のスポンジが2つ付いていたのですが、今は内容量が少なくなりノズルの形状も変わっているようです。クリーナー単体ではスポンジもセットされてないみたいですよ。内容量的には170mlもあればまったく問題ないですね。
↓ ↓ ↓
クリーナーやクリームがセットになったこちらの商品がお求めやすいかもしれませんね。
↓ ↓ ↓
まとめ
手入れは年に2~3回やるのが良いそうですが、さすがに大変なので我が家は年1回です。
作業は冬です。理由は、作業をすると結構全身を使って動くので汗かきます。暑い夏には絶対にやりたく無い作業なんですよね。
年末の大掃除も兼ねてやっぱり掃除は冬が一番です。
ただ....
最近、子どもがソファーの上で飛び跳ねたりして遊んでいるので、革の劣化が気になります。年1回では耐えきれないと思います。仕方ないですよね。いくら言っても子どもですから改善は難しいです。ソファーのメンテナンスを年2回に増やそうと思います。
本革ソファーを長く心地よく使うにはそれなりの努力が必要ですね。
他にも住宅の清掃方法などを紹介しています!
あわせて読みたい