スマホを使いこなす幼児が増えている様です。文字が理解できなくても アプリのアイコンを覚えて、お気に入りのアプリを数個持っているのが現実なんだとか
特に幼児期はユーチューブやゲームが多いでしょうか?我が家でも毎日ドラえもんを見続けています。
そうなると心配なのが健康被害や依存症ですね。
今回はスマホが幼児に与える影響とその対策について考えてみます。
スマホが幼児に与える影響
いつから、スマホにこんなに依存してしまったんだろう? こんなつもりではなかった・・・
スマホを子供に渡してこの様に後悔している家庭は多いでしょう。
乳児の時にグズってグズってしょうがない時にふと見せたスマホ。明らかに機嫌がなおり泣き止む我が子を見て何かある度にスマホを見せてしまっていた。大概はこのパターンではないでしょうか。
幼児のスマホ利用の割合が20%を超えるといいます。我が子がスマホを使いこなす姿に初めは微笑ましいと思えていても、依存性を感じてからは健康被害について心配になってくるのです。
それではスマホが幼児に与える影響を挙げてみます。
■視力低下
毛細体筋の衰え。毛細体筋とは物を見るときのピント調整の役割を果たします。これが衰えると手元や遠くが見難くなってくるんです。 最近ではパソコンの普及で老眼の年齢になる前にその徴候がでたりしているそうです。
その様なことからもわかりますがパソコンより小さく、近くで 覗きこむスマホに影響がない訳がありません。同様に毛細体筋に負荷を与えて視力低下につながります。 また、ブルーライトの影響もあります。パソコンやスマホの ディスプレイに使用されているLED照明で、網膜まで影響を与えます。
発達途中の子供の目であれば被害を受ける可能性も大きくなります。
■睡眠障害
これもブルーライトによる影響によるものです。 ブルーライトは脳を興奮させる効果があると研究で解明されて います。
よって、睡眠直前にスマホを見ていると生体リズムが乱れ、寝付けなくなってしまうのです。とくに寝室に入ってから布団の中で見るスマホは悪影響があります。
■電磁波
家庭内ではIHクッキングヒーターや電子レンジから強い電磁が でていると言われ、スマホからも電磁波が出ています。 電磁波の有害性を世界保健機関(WHO)は2011年に発表しました。
電磁波の人体への影響が注目されてはいますが、日本では特段の 取り組みはされていない様です。 発がん性や小児白血病などの発生リスクが増加するとの調査結果も 海外から聞こえてきていることから、注意は必要でしょう。
■言葉の遅れ
スマホに集中すると、パパやママとのコミュニケーションが 必然的に少なくなり、読み書きや会話の学習時間を奪われてしまいます。生身の人間とのコミュニケーション能力の低下が 危惧され、言葉だけではなく学習全体の低下が心配されます。
スマホ依存の対策
これまで、スマホを使って遊んできた子であれば尚更、 突然スマホを取り上げるのはかえって逆効果かもしれません。スマホ依存の対策としては家庭内のルールを決めるのが必須でしょう。
【スマホ使用時の約束】
・一日の利用時間を決める
・スマホの使う場所をリビングに限定する
・食事中はスマホを使わない
しかし、小さな子供であれば特にですが、言って聞かせることが 難しいケースがあります。
そんな時にはどうしたらいいのか?
【約束を理解できない場合】
・制限時間を設け、タイマーをかけ意識付けする。
※iPhoneであれば標準アプリで機能が使えます。
親が注意すべき点としては、自分がスマホを使っているところを子供になるベく見せないというのが重要でしょう。子供は親の真似をしたがります。親がスマホを見ていたら 貸してとねだってくるのは確実です。
難しいでしょうが、徹底する必要がありますね。子供が成長しSNSなどのサービスをつかって友達と コミュニケーションがとれるようになったら、更に詳細なルールを決めなければならないでしょう。 アプリ内課金や有害サイトの閲覧など、心配事が増えますから。
スマホの悪影響について対策等を記載させていただきましたが スマホは悪いだけではありません。学習向けのアプリや知育アプリなど、子供の成長に効果的な使いかたもできる訳です。 上手に付き合っていかなければなりませんね。
いずれにせよスマホを少なからず使う場合はブルーライトの 対策だけはしておいた方が得策ですね。
これはブルーライトをカットしてくれる液晶保護フィルムです。
そこまで高額なものでは無いので装着して、お子様の目を守りましょう。